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診療のご案内
白内障
年をとってだんだん目が見えなくなる病気です。進行すると外から、黒目が白く濁っているのがわかります。個人差はありますが、加齢とともに誰でも起こる避けられない現象で、80歳代になるとほとんどの人に白内障の症状が見られます。
現在のところ白内障を治す薬はありません。
もし生活が不便で困ると感じましたら、濁った水晶体をとりだして眼内レンズを入れる手術を行います。目の手術というと、怖がる方も多いですが、最近の白内障手術はとても安全なものになっておりますので、安心してご相談ください。
緑内障
病気に気がつかなかったり、気がついても放置していると、失明に至ることもある病気です。全国にはおよそ200万人の緑内障患者がいるとも言われていますが、その多くの方が症状に気付いていません。
早期発見で、治療をすれば進行を止められる病気なので、目の定期健診を欠かさない事が大切です。緑内障の治療は、薬剤の使用が一般的です。薬以外にも、水分を過剰に摂らない、カフェインやタバコを控えるなど、眼圧を上げない日常生活の工夫をすることで改善にもつながります。
眼精疲労・VDT症候群
大人はパソコン、子どもはゲームで眼が酷使されることが多いです。目の疲れは休めば治ることもありますが、時に休んでもなかなか治らなかったり、頭痛や吐き気などの全身症状へとつながることがあります。このような頑固な目の疲れを眼精疲労と呼んでいます。
パソコンなどの画面を見つめ続けると起こるため、VDT症候群やテクノストレス眼症ともいわれます。大切な目のために酷使するのは控えましょう。
特に成長期のお子さまに対しては、ご家族の方が気をつけてあげてください。
ドライアイ
日本には1000万人のドライアイ患者がいるとも言われています。現代はパソコンのモニターを見つめる時間が増え、目を酷使している状態です。しかし、ほとんどの人は軽い疲れ目と思って眼科医にかかる事がありません。ドライアイが原因となり、さらに深刻な目の病気を招くこともあります。
軽く考えずに、異物感やまぶしさ、目の痛みを感じたらドライアイを疑い、お気軽に眼科医にかかることをお奨めします。